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2階建ての内科・消化器内科クリニックを増築 医療法人松坂会


週刊経済2023年1月31日発行

延べ床面積は2・3倍の851㎡に

医療法人松坂会(福岡市東区香椎駅前1丁目、松坂紀幸理事長)は、同所で運営する内科・消化器内科「松坂クリニック」(同所)を増築する。
2015年に開業して以来、内視鏡(胃・大腸カメラ)件数が毎年2桁増で伸びており、現状では年間8千件程度が限界であるため。昨年12月中旬に着工し、完成は来年6月を予定。工事期間中の診察、検査はこれまで通り同所のクリニックで継続する。1階はエントランス部分を増築し、待合室の拡張と、外来診察室2室を3室に増やす。また、1階の内視鏡2室を、2階に増築する「内視鏡センター」に移動し、倍の4室に増やすことで、内視鏡件数の伸長に対応していく。センターには直通のエレベーターも設置。1階の内視鏡スペースは従業員の休憩所や協会けんぽなどの健診スペースとなる。増築後の延べ床面積は2・3倍の851㎡。現在の常勤医は2人だが、今年4月に1人増員し、来年6月には産休から復帰する医師含めて4人体制となる。工事完了後の内視鏡検査件数は約2千件増の1万件を見込む。
同院では「できるだけ患者を待たせることなく、待ち時間も快適に過ごしてもらえれば」と話している。