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2物件取得で2期連続増収増益 福岡リート投資法人
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1口当たり分配金も増加
地域特化型リートの福岡リート投資法人(福岡市博多区住吉1丁目、松雪恵津男執行役員)の2018年8月期決算は、売上高にあたる営業収益が前期比12%増の91億7800万円、経常利益は同9%増の28億6100万円で2期連続増収増益となった。
営業利益は同9・2%増の32億3800万円、当期純利益は同9%増の28億6000万円でいずれも2期連続増益。
3月1日に福岡市西区のd商業施設「木の葉モール橋本」を100億円で、同博多区のオフィスビル「東比恵ビジネスセンターⅡ」を42億3000万円で取得したことによる賃料増が奏功した。保有物件(28物件)全体の稼働率は99・6%(期中加重平均)と高稼働を維持。中でもオフィスビル稼働率は7物件で100%、全8物件でも99・7%だった。これらを受けて1口当たりの分配金は3593円で予想比23円プラスとなった。
今期(2019年2月期)は営業収益で8月期比0・6%減の91億2100万円、経常利益で0・2%増の28億6600万円を見込む。
2018年10月23日発行