NEWS

2月25日付で東証二部に上場 大石産業


週刊経済2022年3月15日発行

4月の市場再編ではスタンダード市場を選択

福証上場で産業用包装資材総合メーカーの大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、久継雅夫社長)は2月25日、東京証券取引所第二部に上場した。
同社は1980年5月に福岡証券取引所に上場しており、今後は重複上場となる。4月に予定されている東証の市場再編では「スタンダード市場」を選択する。「スタンダード市場」の上場維持基準は、株主数400人以上、流通株式数2千単位以上、流通株式時価総額10億円以上、売買高が月平均10単位以上、流通株式比率25%以上、純資産額がプラスなどとなっている。久継社長は「2025年の創業100周年を前に、従業員のモチベーションアップや地域貢献を図る狙い。今後も事業を継続的に発展させるべく頑張っていきたい」と話している。
同社は1925年創業、47年2月設立。資本金4億6640万円。2021年3月期売上高は185億9500万円。従業員336人(21年3月末)。