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2月17日から福岡―台北線を就航 台湾のスターラックス航空
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週刊経済2022年2月15日発行
コロナ禍での国際線新規就航は初めて
台湾の新規航空会社・スターラックス航空(台北市、張國煒董事長=中国語名・星宇航空)は2月17日、昨年11月に発表していた福岡―台北線を当初の計画通り新規就航させる。
コロナ禍となった2020年春以降、福岡空港国際線に新規就航する航空会社は初めて。世界的な渡航制限の緩和やワクチン接種率の増加による航空需要の回復を見据え、福岡線の就航を決定した。日本路線では東京(成田)、大阪(関西)に次ぐ3路線目となる。 2月は週1往復(木)で運航を始め、3月から週2往復(火、木)に増便する予定。使用機材はエアバスA321neo(ビジネスクラス8席、エコノミークラス180席の計188席)。2月の運航ダイヤは福岡発が午後2時45分で、台北着が同4時25分着。台北発が午前10時30分で、福岡着が午後1時45分。就航初日の17日には、空港を運営する福岡国際空港㈱(永竿哲哉社長)が、空港消防車による放水で到着機を出迎えるウォーター・サルートをはじめ、関係者らによるフォトセッションを実施する。
同社は「福岡線の新規就航で九州から台湾へのアクセスがより便利になる。また、21年末までにエアバスA321neo型機2機の導入を予定しており、さらなる日本路線の拡大を図り、日台の需要往来に応え、アジア地域での成長戦略を遂行していきたい」としている。同社は2018年5月に設立。19年12月にAOC(国際運送事業許可)を取得、昨年1月から商業運航を開始した。桃園国際空港をハブ空港とし、東京、大阪、マカオ、マニラ、ホーチミン、ダナン、クアラルンプール、ペナン、シンガポールに直行便を就航している。