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2月期決算は暖冬や大型連休の影響で減収 きょくとう
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経常利益48・3%減の1億7100万円
クリーニング業の㈱きょくとう(福岡市博多区金の隈1丁目、牧平直社長)の2020年2月期決算は、売上高が前期比0・9%減の66億1800万円、経常利益が同48・3%減の1億7100万円で減収減益だった。
暖冬の影響で重衣料(コートなどの厚手で重さのある衣料品)の入荷が少なかったことや昨年のGWが超大型連休となり、春の最需要期にレジャーなどへ家計支出が流れたこと、夏場から続く台風など天候不順の影響で店頭持ち込み機会が減少したことなどから減収。利益面では売り上げ減少に加えて、M&Aの推進により、5月に東京23区内で19店舗、埼玉県でも1店舗を取得。10月にも関東地区で4店舗を取得しており、21年度以降に向けた先行投資の影響で減益となった。営業利益は63・4%減の8100万円、純利益は58・7%減の4900万円。
今期売上高は2・7%増の68億円、経常利益は16・3%増の2億円で増収増益を見込んでいる。
同社は1964年6月設立。資本金5億5509万円。従業員1391人(パート含む)。
2020年4月28日発行