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2月期売上高は微減の548億3100万円 博多大丸


経常利益は微増の19億8400万円

㈱博多大丸(福岡市中央区天神1丁目、柚木和代社長)の2019年2月期決算は、売上高が前期比1600万円減の548億3100万円、経常利益は500万円増の19億8400万円でほぼ前年並みとなった。
客層別には、インバウンド売り上げが前年比55%増と大幅に伸び、富裕層を対象とする外商も前年並みをキープしたが、一般の店頭売り上げが2・3%減で、売上高はほぼ前年並み。商品別では、インバウンドの伸びで化粧品が23%増、そのほか時計、絵画、ラグジュアリー(海外ブランド)も好調、食品は前年並みと堅調だったが、構成比率の高い衣料が2・3%減となった。
利益面では、減価償却が進んだため、物流コスト増大や開業65周年による宣伝費の増加はあったが経費全体を抑制でき、営業利益は微増、当期純利益は前年並みとなった。
今期は売り場の改装効果も見込んで増収増益を目指しており、「3月は増収増益で好調なスタート、4月もこれまで前年対比をクリアしている」(宮嵜久朗取締役)という。

2019年5月1.8日合併号