２月期営業収益は９３億２６００万円で微増　福岡リート投資法人

Tag:

週刊経済2024年5月15日発行号

分配金は２期連続過去最高

地域特化型リートの福岡リート投資法人（福岡市博多区住吉１丁目、古池善司執行役員）の２０２３年９月～２４年２月決算は、売上高にあたる営業収益が前期比０・５％増の９３億２６００万円、経常利益は１・５％増の３０億３１００万円で３期連続の増収増益だった。
福岡市博多区のオフィスビル取得やキャナルシティ博多の売り上げ増による賃料収入増によって増収。営業利益は２・７％増の３４億６２００万円、当期純利益も１・４％増の３０億３１００万円と伸び。１口当たりの分配金は前期比５４円増の３８０６円で２期連続の過去最高となった。
今期（２４年３月～８月）は、前期まで計上していた久留米市の商業施設売却益がないことから営業収益は０・２％減の９３億５００万円、営業利益は４・５％減の３３億５００万円、経常利益は５・４％減の２８億６６００万円、当期純利益は５・４％減の２８億６５００万円、１口当たりの分配金は３６００円を予想している。