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2月の入国者数は前年比11%減の38万9千人 九州運輸局


クルーズ上陸半減の影響で

九州運輸局(下野元也局長)は5月15日、2月の外国人入国者数を発表、クルーズ上陸を含む2月単月の入国者数は前年比11%減の38万9410人だった。
クルーズを含まない通常入国者数は前年比6・4%増の33万2586人と過去最高だったものの、クルーズ上陸が同54・5%減の5万6824人だったことから、前年実績を下回った。国・地域別ではトップの韓国が前年比7・1増の23万6734人と2月単月では過去最高。対馬人気で厳原港、比田勝港など海路からの入国、LCCの新規就航や増便が相次いだ佐賀、北九州空港からの入国が好調だったことがけん引した。2位の中国は同47・5%減の7万5173人。個人旅行客を中心とした通常入国者数が2・3%減と13カ月ぶりに前年同月比でマイナスとなったほか、クルーズ上陸も入国者数、寄港回数が半減したことで、大幅減となった。3位の台湾、4位の香港は2月単月では過去最高となり、5位のタイは前年並だった。
一方、クルーズ上陸を含まない3月(速報値)の通常入国者数は前年比6・6%増の33万2417人で、1月から3月までの速報値の累計は115万1095人となっている。

2019年5月28日発行