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2年間で圧延機を自動制御化  九州製鋼    13年度から4年計画の設備投資完了へ


 鉄筋棒鋼メーカーの九州製鋼株式会社(粕屋郡久山町久原、緒方公成社長)は2016年度までに福岡工場の圧延機を自動制御化する。
 製品の直進性や均一性を高めるために、全17機の圧延機(ミル)をそれぞれ一つのモーターで駆動させるワンミル・ワンモーター化を進める。同社では品質向上や環境負荷の低減を目的に、2013年度から4年間かけ、約20億円を投じ同工場の設備投資を実施しており、これまでに圧延機の更新やエネルギー関連の整備、冷却床設備を全面更新した。緒方社長は「品質を向上し、よりお客さまのご要望に応えていきたい」と話している。
 同社は1987年8月設立。資本金4億8000万円。2014年3月期の売上高は約116億円。従業員数151人。緒方社長は東京都出身。1962年6月2日生まれの52歳。慶應義塾大学法学部卒。趣味はウォーキング、読書。