NEWS

22年までに営業所4カ所増設へ アルコ


12カ所体制で賃貸管理1万戸目指す

不動産賃貸管理、仲介の㈱アルコ(福岡市南区向野1丁目、井上一也社長)は2022年までに営業所を4カ所増設し、12カ所体制にする。
同社は2012年5月期から賃貸仲介店舗を兼ねた営業所を増やすことで、管理物件の新規開拓につなげ、業績を伸ばしてきた。今後は20年内に粕屋郡、21年内に古賀、新宮方面、福岡市中央区内では赤坂、渡辺通、六本松などロードサイドを中心に出店を進め、2022年5月期までに営業所12カ所で1万戸体制を目指す。
同社は売り上げ全体の8割をアパートやマンション、一戸建ての賃貸管理が占めており、大手ハウスメーカーから受託したアパート管理をはじめ新築管理も増加し、現在6500戸を管理している。近年は年間約500戸だった管理戸数の増加ペースが20年5月期は那珂川営業所などの開設で約1000戸となる見通し。
同社は2008年6月設立。資本金1000万円。従業員数は57人。2020年5月期の売上高は前期比76%増の15億円を見込んでいる。井上社長は粕屋郡久山町出身。1957年3月14日生まれの62歳。西南学院大学商学部中退。趣味は酒、ゴルフ、読書。

2020年1月14日発行