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2台目の産学連携デザインタクシー導入  双葉交通    九州産業大学芸術部と


 タクシー業の双葉交通株式会社(福岡市南区清水3丁目、豊島博子社長)は12月1日、九州産業大学芸術部との産学連携でデザインした2台目の特別仕様車を導入した。
 女性が活躍できる職場づくりや女性向けのサービス強化に取り組むことで、他社との差別化や付加価値の向上を図る取り組む一環。コンセプトは「プリンセスのようなおもてなし」で、車体には同社のコーポレートカラーでもある淡いピンク色に流れるようにリボンが描かれており、車内にはクッションやひざ掛けもある。1台目同様に初乗り運賃570円で流し営業し、乗務員に2人の女性ドライバーを専任した。
1台目のデザイン案を今年6月に、同学部の女子学生からコンペ形式で募集しており、今回は2位にあたる敢闘賞だったデザイン案を2台目に採用した。
 豊島社長は「女性らしい気配りや丁寧な運転を求めるお客さまのニーズ応えるとともに、女性が働きやすい職場環境を整えていきたい」と話している。
 同社は福岡市内で56台のタクシー車両を保有している。昨年12月には予約制のハイヤーとしてトヨタが数量限定で販売したピンク色のクラウンも導入している。