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2億3千万円投じて新設備を導入 モロフジHD
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週刊経済2022年10月4日発行
食品包装のラミネート機
包装資材メーカーのモロフジホールディングス㈱(福岡市中央区白金2丁目、諸藤俊郎社長)は年内までに、群馬工場に食品向け包装資材の新設備を導入し来年4月の本格稼働を目指す。投資額は2億3千万円。
導入するのは、食品包装のラミネート機械「ノンソルベントラミネート機」。接着部分の溶剤が不要のため、無公害で環境に配慮した機械。これまで、同工程が必要な食品包装は外注していたが、食品包装のニーズが増えてきたことから機械を導入して内製化し、納期短縮や価格競争力の向上を図っていく。来年4月からの本格稼働後、導入した群馬工場で初年度1億5千万円、2年目以降に2億円以上の売り上げ増加を目指す。
諸藤社長は「食品包装のニーズは高まっている。環境に配慮した包装資材の展開を今後も意識していく」と話している。