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2億円投じスマートアグリファーム建設へ グリーンラボと佐賀市


バイオマス資源利活用協定を締結

再生可能エネルギー発電所の設計・建設施工、施設園芸設備の建設などを手掛けるグリーンリバーホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅前1丁目、長瀬勝義社長)傘下で、農産物生産販売のグリーンラボ㈱(同)と佐賀市(秀島敏行市長)は3月12日、佐賀県庁で「バイオマス資源利活用協定」を締結した。
グリーンラボは、佐賀市清掃工場(同市高木瀬町)の南西側約5000㎡の敷地に、「さがスマートアグリファーム」(農業新規参入企業棟1棟、自社ファーム棟3棟)を約2億円かけて建設する。栽培品目はバジルで、生産目標は年間約60トン。清掃工場の余熱、二酸化炭素を栽培に利活用する。両者は「地域のバイオマスを利活用した産業を創出し、農業と地域の特色を生かした持続可能な農業の実現、地域雇用と所得向上を推進していく」と話している。
同社は2015年2月設立。資本金1000万円。農業・農作物の販売、施設園芸における建設・サポート・コンサルティング、農産物の6次化サポートを展開している。

2019年4月2日発行