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2億円をかけ2工場の運搬・輸送設備を更新  豊鋼材工業


構内ロジスティック体制を効率化

鉄鋼・金属加工販売の豊鋼材工業㈱(粕屋郡篠栗町、北沢祥社長)は、2億円をかけて苅田工場(京都郡苅田町幸町)内の大型運搬・輸送設備の更新をする。2020年内をめどに工事完了を予定している。
昨年6月に設立60周年を迎えたのを機に、工場内の作業効率改善や安全確保を目的とした設備更新を進めている一環。生産の7割を担う苅田工場では、大型鉄鋼製品の母材を工場内で移動させる棟間自動移送台車を全面更新する。また、同工場で棟間リフマグと呼ばれる門型クレーンの入れ替えで構内ロジスティック体制を整える。
北沢社長は「そのほかにも鉄鋼の切断に関わる図面ソフトの更新や、長崎工場でのプラズマ切断機の入れ替えなどに計7500万円を投じていく」と話している。
同社は1958年6月設立、資本金4億5000万円。2019年3月期の連結売上高は200億円。取り扱い重量は27万6千トン。社員数218人。北沢社長は愛知県豊田市出身。1958年2月2日生まれの61歳。創価大学法学部卒。趣味は絵画鑑賞、ゴルフ。

2019年12月24日発行