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2・4%増の992億円 九州コンビニ10月販売額


週刊経済2021年12月21日発行

2カ月連続の増加

九州経済産業局が12月7日に発表した2021年10月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5555店舗)で前年同月比2・4%増の992億円となり、2カ月連続の増加、店舗数は52店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比3・8%増の426億円(45店舗減の2273店舗)、佐賀が1・6%増の63億円(4店舗減の358店舗)、長崎8・1%増の94億円(3店舗減の529店舗)、熊本が2・5%減の139億円(5店舗減の779店舗)、大分が1・1%増の84億円(3店舗減の514店舗)、宮崎が1・1%増の75億円(7店舗増の436店舗)、鹿児島が1・5%増の108億円(1店舗増の666店舗)、20年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。
詳細は表の通り。

全国は2カ月ぶりの販売額減

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比0・2%減の9927億円で2カ月ぶりの減少だった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」はデザート、弁当、調理麺が堅調だったことから0・2%増の3739億円となり3カ月ぶりの増加。「非食品」はタバコ・玩具が堅調で2・6%増の2943億円となり8カ月連続の増加。「加工食品」はアイス、ソフトドリンク、アルコール飲料が堅調で2・4%増の2701億円となり3カ月ぶりの増加。「サービス」はチケット売り上げが不振で23・1%減の542億円となり8カ月ぶりの減少となった。

表はこちらから。