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2カ月連続減少で975億円 九州スーパー7月販売額


週刊経済2021年9月14日発行

前年同月比0・7%減

九州経済産業局が9月6日に発表した2021年7月のスーパー販売額(速報値)は、九州内全店ベース(485店舗)で前年同月比0・7%減の975億円、2カ月連続の減少となった。

内食需要により飲食料品に動きが見られたものの、衣料品や衛生用品の動きが鈍かったことなどから2カ月連続で前年を下回った。商品項目別としては、「衣料品」が感染症の影響による外出機会の減少などから婦人服、バッグ、靴を中心に動きが鈍く2カ月連続で前年を下回る6・6%減の94億円。「飲食料品」は、気温高で飲料やアイスに動きが見られたことや、内食需要の継続から惣菜に動きが見られたことなどから3カ月連続で前年を上回る1・5%増の619億円。「その他」では、前年の新型コロナウイルス感染症の影響による需要増の反動でマスクや衛生用品の動きが鈍かったことから2カ月連続で前年を下回る3・4%減の261億円だった。

表はこちらから。