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1~7月の外国人入国者数84・2%減 九州運輸局
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7月は81人で99・9%減
九州運輸局(福岡市博多区博多駅東、岩月理浩局長)が取りまとめた1~7月の九州への外国人入国者数(速報値)は、累計で40万1183人で前年同期比84・2%減となった。 新型コロナウイルスの感染が本格化した年始以降、大幅な減少基調が続いており、特に4月以降はほぼ0に近い水準となっている。4月は前年同月比97・2%減、5月は同99・9%減、6月も同99・9%減、直近の7月は81人で同99・9%減となっている。
また、交通事業者への影響については、7月の輸送人員では高速バスが同54%減、旅客船が同54%減と最も影響が大きく、運送収入では貸切バスが同90%減、高速バスが同65%減と、団体旅行の減少により深刻な影響が見られた。
岩月局長は「GoToキャンペーンによる押し上げ効果もそれほど表れなかった形だが、10月以降は東京都も対象に拡大するので、九州への観光需要をある程度喚起できるのではないか」と話している。
2020年10月13日発行