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18年シーズンの2部リーグ昇格決定 福岡SUNS


発足初年度で

今年から日本社会人アメリカンフットボール協会(Xリーグ)に加盟する(一社)福岡SUNS(サンズ、福岡市博多区博多駅南、吉野至代表)は12月3日、所属する3部リーグから2部への昇格を決めた。

同チームは今年2月に九州初のXリーグ加盟チーム「福岡SUNS」として発足。全試合関西圏で開かれるため、遠征費などを賄うための法人スポンサーを探していた。6月にLED照明機器製造、販売などを手掛ける㈱オーパーツ(同所、原野猛社長)がメーンスポンサーとなり、チーム名を「オーパーツ福岡SUNS」に変更。現在地場企業を中心に16社がスポンサーに付いている。今年8月末から始まった公式戦6戦を全勝し優勝。12月3日に開かれた2部5位・富士ゼロックスJ-starsとの入れ替え戦に42-0で勝利し昇格となった。2部リーグも全試合関西圏での開催となる見込みで、運営費などを賄う小口スポンサー(10万円から)を継続して募る。

吉野代表は「チーム発足当初はなかなか前に進まない時期が多くあったが、少しずつ福岡の地元企業を中心にスポンサーとなってもらい道が開けてきた。来年秋ごろから始まる2部公式戦に向けて、まずは福岡県内での競技普及、チームのファンづくりを強化したい。そして、1年で2部優勝し、入れ替え戦に勝利し1部昇格を決めたい」と話している。

同チームは現在部員約70人。トレーナーなどのスタッフを含めると約100人。吉野代表は大阪府出身。1988年9月27日生まれの29歳。関西大学システム理工学部卒。㈱オーパーツは2008年3月設立。資本金4000万円。従業員約30人。自社LED照明ブランド「デンデラ」を軸に展開している。

2017年12月12日発行