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18億円かけ糟屋郡志免町に研修所兼社員寮  にしけい    来年4月完成


 警備業地場大手の株式会社にしけい(福岡市博多区店屋町、西村浩司社長)は、総事業費18億円をかけて糟屋郡志免町に6階建ての研修所兼社員寮を建設している。完成は来年4月。
 場所は同町別府西3丁目の通称「ユニバ通り」近くで、マルショク空港東店北側。敷地面積3920平方m、建物は、建築面積1536平方m、鉄筋コンクリート6階建て、延べ床面積6123平方m、床面積は1階が1476平方m、2階1100平方m、3~6階991平方m。1階は研修室4室、会議室、トレーニング場で、研修室は合計120人収容。2階は研修者用の宿泊室6人部屋10室と、2DK4戸、2LDK4戸の社員・家族寮。3、4階は単身用2人部屋40室、5、6階は単身用1人部屋80室となっている。今年7月末から建設しており、来年4月15日の引き渡し予定。建築費は14億円、土地代は4億円。同社人事部では「これまで自前の研修施設がなく、各支社、営業所単位で実施していたが、1カ所にまとめることで、研修内容の標準化、質の向上を目指す」と話している。来年4月には研修課の新設も予定している。