NEWS

17年度の港湾貨物取扱量は2年連続で増加  九州運輸局管内


港別では関門港が1・3%増でトップ

九州運輸局がこのほど発表した2017(平成29)年度の港湾貨物取扱量は、前年比2・2%増の1億8665万トンと2年連続で取扱量が増加した。
九州管内では14年度から2年連続で減少傾向が続いていたものの、16年度から増加に転じている。品目別ではゴム製品(タイヤ類)や自動車部品などが入った「実入りコンテナ」が前年比1・1%増の3920万トンでトップ。2位は製鉄所や火力発電所などで使用する「石炭」が同2・7%増の2573万トンと対前年比でプラスとなった一方、3位の「金属鉱」は同4・8%減の2256万トンだった。港湾別では関門港(北九州、下関の5港)が前年比1・3%増の4963万トンで1位、2位は大分港で同2・7%増の3735万トン、3位の博多港は同1・2%減の3459万トンだった。

2018年7月10日発行