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16年3月期経常益を30%上方修正  大石産業    原燃料安と固定費削減で


 産業用包装資材製造の大石産業株式会社(北九州市八幡東区桃園2丁目、大久保則夫社長)は、2016年3月期業績予想で売上高を前回予想の185億円から180億円、経常利益は10億円から13億円にそれぞれ修正した。
 売上面は、東南アジア向け包装機能材事業の売上増はあったものの、国内製品の一部は原料価格低下に伴う販売価格低下の影響で予想を下回り、前期(178億6400万円)比0・8増を見込む。利益面は原油の国際市況の下落による原燃料安と固定費削減などで予想を上回り、前期(7億9700万円)比63・1%増となる見通し。