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16億円かけ阿蘇工場増設、2棟を新設へ 三井ハイテック
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20年までに生産能力3倍に
半導体機器製造の三井ハイテック㈱(北九州市八幡西区、三井康誠社長)は約16億円をかけて、阿蘇事業所(阿蘇郡西原村)のリードフレーム製造工場を増設する。操業開始は来年2月の予定。
エッチング(銅板の腐食加工)棟とめっき棟を新設し、スマートフォン用半導体の生産増強を図る。工場面積は現在の約2万1000㎡から約2倍に広がる計画で、段階的に生産能力を引き上げ、2020年7月までに現能力の約3倍の生産が可能となる見通し。最終的な総投資額は約25億円に上ると見込む。7月7日に熊本県と立地協定を結び、同月12日に関係者を招いての地鎮祭を開いており、8月から増設工事に着工しているという。
2017年8月8日発行