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15億円かけ新型消防ヘリ導入 福岡市消防局


週刊経済2023年10月11日発行号

ストレッチャーで収容可能に

福岡市消防局は10月2日、新型消防ヘリコプターの就航式を消防航空隊庁舎(福岡市東区奈多)で開催。実機をメディアにも公開した。
市の消防ヘリコプター「ゆりかもめ」は今回で3代目。14年間稼働した従来の機体が老朽化したため、約15億円で新型機を導入した。機体は全長約13m、幅約10m、高さ約4mのサイズ。エンジン出力や自動操縦などの安全機能が向上したほか、負傷者をストレッチャーに乗せたまま収容することが可能になった。運用は10月9日から始める。
昨年の消防ヘリの出動回数は161回。高島宗一郎市長は「激甚化する災害の発生時に人命や財産を守るために、九州各地で活躍してほしい」と話している。