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14・8億円で愛知県の運営2施設を売却 さわやか倶楽部


施設運営は引き続き自社で

東証1部の㈱ウチヤマホールディングス連結子会社で介護福祉事業の㈱さわやか倶楽部(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)は12月7日、14億8000万円で愛知県内の介護付有料老人ホーム2施設の土地・建物を売却した。
設備投資負担の軽減、および資金調達による事業展開のスピードアップを図るため、運営施設のセールアンドリースバック取引を進めていて、同県稲沢市と岡崎市の2施設を譲渡した。㈱SMBC信託銀行に土地、建物などの固定資産を信託し、信託受益権を取得した後、投資ファンドのオスタラ・ヘルスケア・ワン特定目的会社(東京都千代田区、代表者・岡本哲治取締役)に信託受益権を売却した。さわやか倶楽部は、SMBC信託銀行と2038年12月まで20年間の建物賃貸借契約を結び、引き続き運営する。
譲渡した「さわやかいなざわ館」は16年12月開設で、定員60人のショートステイ(20床)併設介護付有料老人ホーム。敷地面積は2265㎡で、4階建屋の延べ床面積は3719㎡。18年5月開設の「さわやかおかざき館」は、定員41人のショートステイ(9床)併設型介護付有料老人ホーム。敷地面積は1561㎡で、3階建物の延べ床面積は2061㎡。

2018年12月26日発行