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13年度補正予算総額は約1551億円 九州地方整備局 総合的な社会資本整備で約400億円の基金
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九州地方整備局が2月6日に発表した2013年度補正予算に占める管内の予算総額は約1551億円(ゼロ国債含む)で、前年比42・8%減に止まった。昨年12月5日に第2次安倍内閣が閣議決定した「好循環実現のための経済対策」に沿って、都市インフラ整備や防災・安全対策に絞った予算配分となった。
総額のうち、直轄事業は約398億円(うち一括配分は約119億円)、ゼロ国債による直轄事業は約184億円(一括配分約184億円)で、補助事業は約963億円(一括配分約47億円)、ゼロ国債の補助事業は約6億円だった。内訳は、産業競争力を強化するために必要な年インフラ整備に充てられる事業費として約522億8200万円が計上、空港・港湾へのアクセス道路や都市部の交通渋滞緩和対策として約113億8000万円、「道の駅」施設の充実・機能強化策など地域経済を支えるインフラ整備として約194億円が配分されているほか、自治体が取り組む物流ネットワーク強化や都市機能の集約、観光振興を総合的に支援する社会資本整備総合交付金を創設、約389億6200万円を計上している。
また、防災・安全対策の計上額は約838億700万円。河川や道路、港湾などの防災・減災対策、老朽化対策、通学路の安全対策や無電柱化に約421億2600万円、自治体が実施する防災・安全対策を支援する防災・安全交付金として約416億8100万円が計上されている。