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13年度の総売買代金は2・1倍の676億円  福岡証券取引所    98年度以降、最高額に


 福岡証券取引所(福岡市中央区天神2丁目、奥井洋輝理事長)の13年度株式売買状況は、総売買高が前年比73・7%増の4879万4100株、総売買代金は2・1倍の676億7748万円だった。ここ10年で最高だった05年度の507億円を突破、98年度以降では最高額となった。
 政府・日銀が進める財政・金融政策や円安が定着化したことなどを背景に企業業績が向上したことによる期待感を受け、個人投資家の関心が中小型株にも及び、好業績銘柄を中心に幅広い銘柄で売買が拡大したため。市場別で見ると本則市場は売買高が前年比39・9%の3625万9400株で売買代金は2・2倍の169億3933万円、Q―Boaradは売買高が5・7倍の1253万4700株、売買代金は2・1倍の507億3815万円だった。
 13年度の新規上場は、本則市場で株式会社アメイズが単独上場、07年8月のコーセーアールイー以来、6年ぶりとなった。また、新規会員として西日本シティTT証券が07年3月の廣田証券以来7年ぶりの新規加入となった。