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13・1%減の113億9100万円 福岡市内4百貨店の2月売上高
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週刊経済2021年3月30日発行
前月より減少幅縮小
福岡市内4百貨店の2月売上高は、前年同月比13・1%減の113億9100万円で17カ月連続のマイナスとなった。
日本百貨店協会が3月23日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が1億1千万円(36・5%減)で前年を下回った。また、衣料品が23億8200万円(25・6%減)、家庭用品が3億1100万円(16%減)、食料品が27億2200万円(18・4%減)、雑貨が27億4500万円(8・5%減)と下回った一方で、身のまわり品のみ26億9千万円(6・9%増)と前年を上回った。(金額は10万円以下を四捨五入)。身の回り品はラグジュアリーブランドの靴やバッグなどで、コロナ禍でも国内富裕層を中心とした高額消費は好調に推移している。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)でも137億円(15・4%減)で17カ月連続のマイナスとなった。商品別では食堂・喫茶が3億2400万円(19・9%減)、衣料品が39億900万円(17・7%減)、食料品が43億9300万円(18%減)、雑貨が23億5800万円(11・6%減)、家庭用品が7億900万円(15・1%減)、身のまわり品が16億8900万円(2・2%減)だった。
全国の売上高は、緊急事態宣言の延長による時短営業や外出自粛に加え、前年閏年による営業日数減などが影響し、前年同月比10・7%減の3223億円と17カ月連続のマイナスだった。一方で、自家消費、巣ごもり消費ニーズの高まりによりバレンタインのチョコや高級恵方巻が好調だったという。
表はこちらから。