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13カ月連続で40万人超 九州運輸局


6月では過去最高に

九州運輸局が9月6日に発表した6月の外国人入国者数(クルーズ船を含む確定値)は、前年比0・4%増の42万7996人で、昨年6月から13カ月連続で40万人を超え、6月単月として過去最高だったことが分かった。
クルーズ船の寄港回数が前年同月比11・9%減だったことから、クルーズ上陸による入国者数が同16・3%減の12万7134人だったものの、個人旅行客を中心とした通常入国者数が好調だったことで、前年実績を上回った。国・地域別では韓国が8・1%増の18万9739人。LCC(格安航空会社)の増便で個人旅行客が増加、6月単体では過去最高。中国は10・9%減の14万9563人。通常入国者数は39・8%増の2万2429人で6月としては過去最高だったものの、クルーズ船の寄港回数が減少したことで全体を押し下げた。台湾は6・1%減の4万1522人。通常入国者数は9%増の3万6251人と6月単体で過去最高だったものの、クルーズ船入国者数の減少が響いた。香港は41・1%増の2万6647人。昨年は5月末だった端午節休暇が6月中旬となり、3連休が増加したことや、航空路線の増便で大幅増となった。タイは18%増の1873人だった。
18年上半期(1月~6月)までの累計は前年比9・9%増の254万3247人となり、過去最も早いペースで累計250万人を達成した。

2018年9月19日発行