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12月5日に筑紫野市の大型SCオープン  イオンモール    ジャスコを核店舗に約180の専門店


 イオングループのディベロッパー、イオンモール株式会社(千葉市美浜区中瀬1丁目、村上教行社長)は、12月5日、筑紫野市立明寺に建設中の大型ショッピングセンター「イオンモール筑紫野」をグランドオープンする。
 イオンモールとしては50カ所目のSCで、福岡都市圏初の3層モール。イオン九州株式会社が運営するGMS「ジャスコ」筑紫野店を核店舗に4つのサブ核店と約180の専門店で構成する。場所は東に国道3号、西に県道31号線が走る、JR鹿児島本線天拝山駅西側で、西鉄天神大牟田線朝倉街道駅も徒歩圏内。敷地面積は約9万8200平方m。建物は5階建てで、延べ床面積が約17万5600平方m。商業施設面積は約7万5900平方mで、うちジャスコが約2万400平方m、物販専門店が約4万1700平方m、飲食・サービスなどが約1万3700平方m(共用通路含む)。駐車台数が約3600台で、駐輪台数が約1050台。モール西端の1~3階に核店舗のジャスコを配置。対する東端にはサブ核店として1階に地域最大級(約2640平方m)の「蔦屋書店」、2階にメンズ・レディスのヤングファッションを中心に展開する「ビブレ」、3階に9スクリーン1509席を備える地域最大級のシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ」を配置。核店舗とサブ核店をつなぐモール部分には、ファッション、雑貨、食品、飲食、サービス、アミューズメントなどのバラエティに富んだラインナップに加え、ワンストップサービスの充実を図るため、理容・美容室、エステ、託児所やマッサージ、整体施設、文化教室などの多彩な生活サービステナントとカルチャー施設を揃える。このうち、九州初出店は18店舗、福岡初出店は10店舗、九州の企業は50店舗となっている。従業員数はSC全体で約2600人、うちジャスコが約600人。責任者の同SCゼネラルマネージャーにはイオンモール株式会社の奥田裕三同SC開設委員長が、ジャスコ筑紫野店長にはイオン九州株式会社の仲西孝二同店開設委員長が就く。年中無休で、通常の営業時間は午前10時(ジャスコのみ午前9時30分)からで、専門店が午後10時、レストランとジャスコが同11時、シネマコンプレックスが同12時まで。売上高などの数値目標は公表していないが、商圏は約96万人、約38万世帯とイオンモール標準の50万人強と比べて広域に設定している。