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12月17日ジャスダック上場 グッドライフカンパニー
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初値は公開価格22%上回る1950円
投資用賃貸マンションの企画開発・販売から運営まで一貫して手掛ける㈱グッドライフカンパニー(福岡市博多区博多駅南1丁目、高村隼人社長)は12月17日付でジャスダックに上場した。
同社は熊本、福岡両市を中心に投資用賃貸マンションを主力商品として、これまで82棟を展開。上場によって今後の全国展開を見据え、知名度・信頼性の向上を図る。初値は公開価格1600円を22%上回る1950円だった。上場で得た資金はアセットマネジメント事業における不動産投資用の新築1棟マンション開発などに係る運転資金や土地取得費用に充てる。
1月1日付で博多駅前2丁目に本社拡張移転
同社では今後の事業拡大に伴う人員拡大に備え、1月1日に同町2丁目の安田第4ビルに本社を移転し、本社内には賃貸仲介店舗「LIBTH(リブス)」の3店舗目を併設した。事務所面積は従来の3倍の広さとなる444㎡(内リブスは45㎡)。髙村社長は「投資用の賃貸マンションという業界において日本を代表する企業を目指していきたい」と話している。
同社は2008年6月に熊本市で創業。資本金2億8400円、従業員46人。2014年に福岡支社を開設し、17年12月に本社に格上げした。同社の特長は賃貸マンションの竣工後に販売するのではなく、用地をオーナーへ先行販売し、企画設計サービスを提供することでオーナーが建築主として施工会社と契約する販売スキーム。そのため、在庫リスクが少なく、積極的な用地仕入れが可能。子会社は㈱安心入居サービス。18年12月期の連結予想決算は売上高が前年比11・6%増の29億4400万円、経常利益が前年比25・4%増の5億2500万円。
2019年1月8日発行