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12月11日、マイングがリニューアルオープン  博多ステーションビル    総事業費約20億円


 JR博多駅構内の商業施設「マイング」、「博多駅地下街」、「博多1番街」運営の株式会社博多ステーションビル(福岡市博多区博多駅中央街、漆間道宏社長)が総事業費約20億円をかけ、全面リニューアルしていた商業施設「マイング」が12月11日付でオープンする。
 同フロアの内装および設備老朽化に伴うリニューアルと館内の柱耐震補強工事を目的に今年9月から実施していたもので、マイングの全面リニューアル工事は1989年以来26年ぶり。同施設のフロア面積は7037平方m、店舗面積は3729平方m(改装前は4178平方m)となる。店舗数は92店舗(同93店舗)の予定。マイング広場を拡充し、緑化および音響設備などを新設。また、無料Wi-Fiを導入している。今年10月8日には、館内にある「はかた通り」を先行オープンしており、「博多駅地下街」および「博多1番街」は通常通り営業を継続している。マイングの売上高は76億4000万円(2014年度)。来街者数は1日あたり平日約3万8000人、休日約5万人という。
 同社では「新しいマイングでは、“和モダン”のイメージで統一し、ロゴマークも一新した。これまで以上にお客さまに安心、安全、快適にお買い物を楽しんでいただける商空間づくりを目指すとともに、博多エリアの活性化に貢献していきたい」と話している。
 同社は1961年3月設立。資本金2億円、従業員数は38人、2015年3月期の売上高は16億6000万円。マイングほか、博多駅地下街(23店舗)、博多1番街(14店舗)を運営している。