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12月期上期は6%増の708億4400万円 ワールドホールディングス
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コロナで計画比で売上未達も増益
人材・教育ビジネス、不動産ビジネス、情報通信ビジネスの㈱ワールドホールディングス(福岡本社・福岡市博多区博多駅前2丁目、伊井田栄吉会長兼社長)の2020年12月期第2四半期(20年1―6月)連結決算は、売上高が前年同期比6%増の708億4400万円、経常利益が同13・6%増の28億7200万円の増収増益だった。
営業利益は同9・6%増の27億7300万円、四半期純利益は同48・2%増の24億9700万円だった。
人材・教育ビジネス、不動産ビジネス、情報通信ビジネスともに新型コロナウイルスの影響を受け、予算計画比で売上高は下回ったものの、利益は上回った。人材・教育ビジネスの中でも、研究者や技術者派遣分野であるテクノ事業やR&D事業で人材のスキルアップとシフトアップが利益増に奏功した。
また、メーカーや物流企業に向けた請負・派遣のファクトリー事業では、自動車関連部品など一部顧客で稼働停止があったものの、5G関連の半導体分野が好調なほか、巣ごもり消費で物流分野も好調だった。
通期では売上高が前年比17・1%増の1596億8200万円、経常利益で同73・5%増の83億3800万円を見込む。
2020年8月11日発行