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12月は2・7%増の1150億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2025年2月26日発行号

店舗数は37店舗増

九州経済産業局が2月12日に発表した2024年12月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5609店舗)で前年同月比2・7%増の1150億円となり、8カ月連続の増加、店舗数は37店舗の増加だった。

県別では福岡が前年同月比2・6%増の492億円(9店舗増の2279店舗)、佐賀が2・5%増の74億円(8店舗増の373店舗)、長崎が2・7%増の106億円(4店舗増の527店舗)、熊本が2・8%増の160億円(5店舗増の782店舗)、大分が2・3%増の99億円(6店舗増の527店舗)、宮崎が3・2%増の90億円(7店舗増の447店舗)、鹿児島が3・3%増の128億円(4店舗増の674店舗)だった。2020年7月公表時から「九州」に沖縄は含まない。

 

 全国では36カ月ぶりのマイナス

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比0・9%減の1兆1371億円で、36カ月ぶりのマイナスだった。

「サービス」でチケットが低調だったことから39・1%減の557億円となったため。販売額が最も大きい「ファストフード・日配食品」はカウンターフード、おにぎり、デザートが好調だったことから0・6%増の4157億円となり、2カ月連続の増加。「非食品」はたばこ、玩具が好調だったことから3・3%増の3625億円。「加工食品」は菓子、ソフトドリンクが好調で3・9%増の3032億円となり、31カ月連続で増加、サービス以外は前年同期を上回った。

詳細は表の通り。

表はこちらから。