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12月は前年比4・6%増の839億円 九州のコンビニ販売額 既存店ベースでは0・8%増
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九州経済産業局が2月6日に発表した2014年12月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値、沖縄除く)は838億9800万円となり、全店ベース(4703店舗)では前年同月比4・6%増で39カ月連続のプラスとなった。既存店ベースでは同0・8%増だった。
前年同月と比べて店舗数は約4%増にあたる174店舗増加。商品項目別では、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」は気温の低下が影響し、総菜、特にパスタなどの調理麺が好調で同6・7%増となり、55カ月連続のプラス。「加工食品」はお菓子や冷凍食品、アイスクリームが好調で同4・5%増で14カ月連続プラス。「非食品」はたばこの不調が続いたが、12月に入り気温が下がったため、動いたマスクや手袋、カイロなどの冬物雑貨やお年玉での人気アニメの玩具購入がけん引し、同4・2%増の7カ月連続プラス。チケットやゲーム用カードの売り上げが好調だった「サービス」は同11・0%増で6カ月連続のプラスだった。
速報値は、データの追加・修正等により最終値とは異なる。調査対象コンビニエンスストアチェーン企業のうち、経済産業大臣が指定した企業本部。既存店とは調査月において当月と前年同月で主に継続して存続する店舗を指す。なお、調査地域に沖縄は含まない。