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12月の市内オフィス空室率は2・00% 三幸エステート調べ
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統計開始以来の最低値を更新
賃貸オフィス仲介の三幸エステート㈱(東京都中央区銀座、武井重夫社長)調べによると、12月の市内オフィス空室率は前月比0・09ポイント減の2・00%だった。2カ月連続で、1995年の統計開始以来の最低値を更新した。
規模別では、基準階貸付面積が200坪以上の大規模ビルが前月比0・1ポイント減の1・1%、100坪以上200坪未満の大型ビルが同0・1ポイント減の1・2%、50坪以上100坪未満の中型ビルが同0・2ポイント減の3・1%。主要エリア別では、博多駅前が前月から横ばいの1・5%、呉服町も横ばいの1・6%、天神が前月比0・2ポイント減の1・7%。募集賃料は前月比202円増の坪当たり1万2245円で、4カ月連続の上昇。
福岡支店では「今年完成する(仮称)福岡第一生命館建替計画、九勧承天寺通りビルは、拡張移転や郊外からの集約移転といった前向きな需要を集め、完成を前に高い内定率となっている。このため、建築中ビルのリーシングは来年以降に完成予定のビルが中心となりつつある」とコメントしている。
2020年1月28日発行