NEWS

11月末現在の内定率72・2% 20年3月新規大学等卒業者


87年度の調査開始以降最高

厚生労働省福岡労働局(福岡市博多区博多駅東2丁目)が調査する福岡県内の2020年3月(2019年度)卒業予定の新規大学等者就職内定率は11月末現在で、前年同月比0・2ポイント改善の72・2%だった。1987年度の調査開始以降で最高。

大学や短期大学、高等専門学校を合わせた大学等新卒者の内定状況は、少子化の影響による学生の減少や、人手不足に伴う求人数の増加が内定率向上につながった。企業から学校への推薦依頼数累計は前年同月比1・8%増の61万1786人、就職内定者数は1・4%増の1万6171人だった。また単体では、大学が前年同月比0・4ポイント悪化の73・6%、短期大学が1・7ポイント改善の58・6%、高等専門学校は0・3ポイント改善の98%だった。

2020年1月14日発行