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11月は6・0%増の1016億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2023年1月31日発行

8店舗減

九州経済産業局が1月12日に発表した2022年11月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5548店舗)で前年同月比6・0%増の1016億円となり、12カ月連続で増加した。店舗数は8店舗の減少。
県別では福岡が7・0%増の436億円(8店舗減の2265店舗)、佐賀が9・0%増の67億円(1店舗増の359店舗)、長崎が2・7%減の93億円(3店舗減の525店舗)、熊本が5・0%増の141億円(6店舗減の773店舗)、大分が7・3%増の88億円(5店舗増の519店舗)、宮崎が7・7%増の79億円(1店舗増の438店舗)、鹿児島が7・7%増の112億円(2店舗増の669店舗)だった。2020年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。

全国でも12カ月連続で販売額増

また、経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は7・9%増の1兆324億円で12カ月連続のプラスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファストフード・日配食品」は、おにぎりや寿司、調理パンなどの動きが良く、6・0%増の3695億円と12カ月連続の増加。「非食品」は、たばこや玩具などが好調で5・7%増の3272億円、2カ月連続の増加に。「加工食品」は昨年よりも暑い日が多かったことから、ソフトドリンクやアイスクリーム等が好調で、8・6%増の2643億円と7カ月連続の増加。「サービス」は、コンサートなどチケットの売り上げが好調で昨年の反動もあり、28・3%増の714億円で4カ月連続の増加となった。
詳細は表の通り。

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