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11月は1・8%増の986億円  九州のコンビニ販売額


週刊経済2021年1月19日発行

594店舗減

九州経済産業局が1月7日に発表した2020年11月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5605店舗)で前年同月比1・8%増の986億円となり、9カ月ぶりの増加、店舗数は594店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比1・0%増の425億円(1店舗増の2315店舗)、佐賀が2・4%減の62億円(3店舗減の362店舗)、長崎が7・6%増の94億円(2店舗減の531店舗)、熊本が7・2%増の143億円(2店舗増の783店舗)、大分が1・6%減の82億円(4店舗増の519店舗)、宮崎が0・9%増の73億円(4店舗増の429店舗)、鹿児島が0・8%減の104億円(8店舗減の666店舗)、2020年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。

全国は9カ月連続で販売額減

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比2・4%減の9970億円で9カ月連続のマイナスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」はおにぎり、弁当、調理パンなどが不調であったことから4・0%減の3560億円となり9カ月連続の減少。「非食品」は玩具や日用品が堅調で0・4%増の2964億円となり2カ月ぶりの増加。「加工食品」はソフトドリンクなどが低調で5・4%減の2490億円となり9カ月連続の減少。「サービス」はGoToキャンペーンクーポンの発行手数料などチケット売り上げの好調により24・3%増の684億円となり2カ月連続の増加となった。
詳細は表の通り。

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