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11月は前年同月比5・7%増の773億円 九州のコンビニ販売額 既存店ベースでは1・0%増
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九州経済産業局が1月8日に発表した2014年11月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値、沖縄除く)は772億6800万円となり、全店ベース(4699店舗)では前年同月比5・7%増で38カ月連続のプラス、既存店ベースでは同1・0%増となった。
前年同月と比べて店舗数は約4%増にあたる183店舗増加。商品項目別では、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」はフライヤーやコーヒー、デザート、生野菜が好調で同7・3%増となり、54カ月連続のプラス。「加工食品」は冷凍食品が好調であったことに加え、11月に寒さが緩んだこともありアイスクリームの需要が増えたため、同6・0%増で13カ月連続プラス。「非食品」はたばこや雑誌の購入者が減ってきているものの、新店効果で前年同月を1・6%上回り、6カ月連続のプラス。コンサートやスポーツのチケット、ゲーム用カードの売り上げが好調だった「サービス」は10・7%増で5カ月連続のプラスだった。
速報値は、データの追加・修正等により最終値とは異なる。調査対象コンビニエンスストアチェーン企業のうち、経済産業大臣が指定した企業本部。既存店とは調査月において当月と前年同月で主に継続して存続する店舗を指す。なお、昨年1月分から調査地域に沖縄は含まない。