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11月から福岡―ホノルル線運航再開へ ハワイアン航空


週4便体制で

米国・ハワイアン航空(本社・ホノルル市、ピーター・イングラムCEO)は6月28日、11月27日から福岡―ホノルル線の運航を再開すると発表した。
同社の運航再開は約5年ぶり。週4往復で運航。福岡発は月、水、土、日の午後7時55分発で、ホノルル着は現地時間の午前8時45分着。ホノルル発は火、金、木、土の午前11時50分発で福岡着は午後5時55分。使用機材はエアバスA330(278席)で、うちビジネスクラスは18席のほか、足元が広く、専用アメニティなどを提供する「エクストラ・コンフォート席」が68席、エコノミークラスは192席。今回の就航を記念し、同社では7月19日まで往復5万5000円の特別運賃を設定する。
同社では「ハワイアン航空ならではのおもてなしでお客さまをお迎えするとともに、ハワイ島への便利なアクセスをご提供できることを楽しみにしている」と話している。
5月にデルタ航空の福岡―ホノルル線運休に伴い、県は福岡国際空港㈱と連携し、ハワイ路線の誘致活動を展開、在福岡アメリア領事館に路線の維持、復活に向けた協力要請を行ってきた結果、今回の就航が実現したとしている。小川洋知事は「福岡県は1981年にハワイ州と姉妹提携を結び、観光や文化、経済など幅広い分野で交流を積み重ねてきた。今回の就航でこうした交流が継続、拡大することで両地域の往来がますます盛んとなり、絆が深まることを期待している」とコメントを寄せている。

2019年7月9日発行