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11月、宮若市に自動車部品事業の子会社設立 愛知県の豊田合成


社名は「豊田合成九州㈱」

トヨタグループで自動車部品製造の豊田合成㈱(愛知県清須市、宮﨑直樹社長)は今年11月1日、宮若市倉久に自動車部品生産販売の子会社を設立する。
九州における経営の意思決定と業務執行のスピードアップを図る狙い。社名は「豊田合成九州㈱」で、現在九州に有する福岡工場(宮若市倉久)、佐賀工場(佐賀県武雄市)、北九州工場(北九州市八幡東区前田北洞岡)の事業運営を譲渡する。同事業の内容は、内外装部品、セーフティシステム製品、機能部品、ウェザストリップ製品の生産販売。2017年3月期の同事業売上高は329億6600万円。新会社は同社100%出資で、本社は福岡工場内に置く。代表者は未定。資本金1000万円でスタートし、来年4月の事業譲渡時に58億円に引き上げる予定。従業員約420人(19年4月予定)。売上高約300億円(19年度見込み)。同社では「地域に根付き、自立化した会社を目指していく」と話している。
豊田合成は1949年6月設立。資本金280億2700万円。2017年3月期連結売上高は7556億100万円。従業員3万6679人(連結)。

2018年4月3日発行