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11月、地行浜で国際ヨットレース開催  福岡市とソフトバンクグループ    アジア初開催


 福岡市とソフトバンクグループ株式会社(孫正義社長)は、11月18日~20日の3日間福岡市中央区地行浜で国際ヨットレースを開催する。アジア初開催。
 2017年に開催されるアメリカズカップの予選「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」の第9戦目・福岡大会で、当日は日本のソフトバンク・チーム・ジャパン(早福和彦監督)をはじめとする世界トップの6チームが出場する。9月5日には、早福和彦監督とソフトバンク・チーム・ジャパン艇長のディーン・バーカーCEOが高島福岡市長を表敬訪問した。早福監督は「日本を代表する歴史的な玄関口となる博多湾で新たな文化を発信する」、バーカーCEOは「日本のチームは15年ぶりの出場。素晴らしいレースにしていきたい」と話している。
 アメリカズカップとは1851年から続く世界最高峰のヨットレース。複数のチームが予選にあたるワールドシリーズを2年かけて戦い抜き、勝ち抜いた1チームが挑戦艇として3年目の夏頃に開催するアメリカズカップで前回大会覇者と戦う。ワールドシリーズでは複数のチームが一斉にレースをし、順位を競う。13年のアメリカズカップ覇者はオラクルチームUSA。アメリカズカップで使用するヨットは「フォイリング」と呼ばれる、水中翼のみで滑走。艇を浮かすことで水面との摩擦を減らし、最高時速70キロ以上のスピードが出ることもある。