１０月６日、東証グロースに上場　ピー・ビーシステムズ

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週刊経済2022年10月18日発行

人材採用を強化

企業向け基幹システムクラウド化などを展開する㈱ピー・ビーシステムズ（福岡市博多区東比恵３丁目、冨田和久社長）は１０月６日、東証グロースに上場した。
２０１９年９月に福証Ｑボードに上場しており、今後は重複上場となる。認知度向上で人材採用を強化すると共に関東圏の顧客開拓を図る。８１１円の公募価格に対して初値は８４３円、終値は８３１円だった。同社は全国の企業や自治体向けに各種情報システムを構築しており、クラウド基盤構築技術による基幹システムのクラウド化に強みを持つ。最近では独自のＶＲ装置の開発やメタバースの構築にも取り組んでいる。同社では「さらなる事業の拡大と企業価値の向上に努めていきたい」と話している。
同社は１９９７年２月設立。資本金２億４６８９万円。２０２１年９月期売上高は２１億６５００万円。従業員５３人。