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10月1日から皮膚科を新設  福岡歯科大学医科歯科総合病院    12科目


 学校法人福岡学園(福岡市早良区田村2丁目、水田祥代理事長)が運営する福岡歯科大学医科歯科総合病院(同、池邉哲郎病院長)は10月1日、皮膚科を新設した。
 同病院は歯科のみでなく、内科、外科をはじめとする一般医学の充実に取り組んでおり、12科目の開設。診療時間(受付時間)は平日が午前9時~午後6時(午前8時半~午後3時)、土曜が午前9時~午後1時(午前8時半~同11時半)。診察科長には古村南夫(ふるむら・みなお)福岡歯科大学総合医学講座皮膚科学分野教授が就任し、2人体制で診察する。
 古村氏は佐賀県出身。九州大学医学部卒、同大学院医学系研究科修了。群馬大学大学院特別研究生、米国国立衛生研究所客員研究員、九州大学医学部皮膚科助手、福岡大学医学部皮膚科講師、島根大学医学部皮膚科准教授、久留米大学医学部皮膚科准教授を経て現職。専門分野は皮膚の色素異常症、皮膚のレーザー治療、機器を用いた皮膚のアンチエイジング治療、美容皮膚科。医学博士。福岡歯科大学企画課では「既存の歯科・医科診療科と緊密な連携を取り、さらに総合的な医療を展開する。地域に密着した医療を実践できるよう精励していきたい」と話している。
 同学園は1973年4月開学。福岡歯科大学、同大学院、同大学医科歯科総合病院、福岡医療短期大学、歯科医療施設「口腔医療センター」、介護老人保健施設「サンシャインシティ」、同福祉施設「サンシャインプラザ」を運営している。