NEWS

10月1日、早良区原にグループホーム開設  ten


年内に中央区で開設を計画中

保育施設の運営受託や開園支援サービス、訪問看護ステーション施設運営の㈱ten(福岡市中央区大名2丁目、西村淳社長)は10月1日、同市早良区原7丁目に障がい者向けのグループホームを開設する。
名称は「グループホームten原」。場所は早良区原7丁目にある「飯原中央公園」南側の住宅地内。昨年9月に完成した木造2階建てで延べ床面積100㎡をtenが借り上げる。間取りは5LDK。1階は共同部屋や風呂、トイレなど。2階は広さが異なる4つの入居部屋やトイレを設けている。同施設は、入居者の自立した生活を目指す自立生活援助の事業所を併設。夜間は地域相談員も常駐する。このほか、同社の看護師が入居者の体調不良や相談などに対応する24時間の電話応対や、入居者の希望に応じた送迎といったサポートを特徴としている。1カ月の利用料金は、家賃代は入居部屋の広さによって3パターンあり、5・0畳で3万6千円、5・2畳で3万8千円、7・2畳で4万円、食材料費代3万円、水道光熱費代1万円、日用品代3千円。前記の一部のサポートは別途料金が生じる。西村社長は「年内に中央区で開設を計画中」と話している。
同社は2017年7月設立。資本金500万円。従業員190人(パート含)。決算期6月。2014年から余剰施設の有効活用における保育園事業を手がけており、開業計画段階での補助金申請手続きサポートから資金調達、土地探し、保育士の人材募集、運営までの開業支援サービスを提供している。

2020年9月23日発行