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10月開業、博多駅前3丁目に若年層向けホテル 東京の西武・プリンスホテルズワールドワイド


週刊経済2022年8月30日発行

客室数は190室

西武グループの中核企業で、シティホテルを運営する㈱西武・プリンスホテルズワールドワイド(東京都豊島区、小山正彦社長)は10月13日、福岡市博多区博多駅前3丁目に14階建てホテルを開業する。
ホテル名は「プリンススマート イン 博多」。デジタルツールと親和性が高い20~30歳代がメインターゲットで、フロントやホテルコンシェルジュを設置せず、宿泊客は予約手続きをはじめ、チェックインやチェックアウトをスマートフォンのみで実施する。また、QRコードを使った専用ロッカーの設置、スマートフォンで宿泊部屋の解錠ができるスマホキー形式を採用する。
場所は、通称・明治町通り沿いの日本政策金融公庫福岡支店近く。敷地面積は822㎡。建物の延べ床面積は5218㎡。客室数は190室で、ツインルーム74室とダブルルーム116室で構成。客室面積は約14~29㎡を確保した。1階には席数50席のレストランをオープン。
同社では「ニューノーマル社会において、国内外の若年層の宿泊ニーズに応えていきたい」と話している。同ホテルは大手総合商社の伊藤忠商事㈱とホテル開発事業の伊藤忠都市開発㈱が共同開発し、西武・プリンスホテルズワールドワイドとの間で定期建物賃貸借契約を締結している。
東京の西武・プリンスホテルズワールドワイドは高級シティホテルの品川プリンスホテルなどを運営。