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10月めどに終活関連の一般社団法人を設立  終活パートナー九州の眞武純哉代表


クラウドファンディングで資金調達

終活カウンセリングなどを手掛ける終活パートナー九州の眞武純哉代表は、今年10月をめどに終活関連の一般社団法人を設立する。
名称は「(一社)MIHA(マイハ)プロジェクト(仮称)」。眞武氏が代表理事を務め、五十川恵・行政書士五十川恵事務所代表と(一社)ひとりとひとりの安藤奈美代表理事、安藤昭一スーパーバイザーが理事に就く。同法人では、エンディングノートに代わる新しい終活ツールの発信を手掛けていく。死に備えて、終活する人が希望を書き留めておく「エンディングノート」が普及しているが、「終活をする人と残される家族が双方の意見を共有する必要がある」(眞武代表)という思いから、同ツールはファイル形式のノートにし、終活する人が要望を記入した後に家族内で回覧することで意志の共有を図るほか、家族に向けた手紙を死後まで保管できるようにする。活用方法は、動画サイトなどで発信を図っていく予定。
また、新しい終活ツールの開発と団体立ち上げに向け、7月7日からクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)を活用した資金調達を開始した。期間は2カ月間で、当初予定していた40万円はすでに達成しており、眞武代表は「今後より多くの支援を集めていきたい。新しい終活の在り方を発信していければ」と話している。

2020年7月21日発行