NEWS

10月は5・6%増の1048億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2022年12月20日発行

13店舗減

九州経済産業局が12月8日に発表した2022年10月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5542店舗)で前年同月比5・6%増の1048億円となり、11カ月連続の増加、店舗数は13店舗の減少だった。
県別では福岡が5・1%増の448億円(11店舗減の2262店舗)、佐賀が7・3%増の68億円(1店舗増の359店舗)、長崎が1・1%増の96億円(2店舗減の527店舗)、熊本が4・3%増の145億円(6店舗減の773店舗)、大分が7・5%増の91億円(2店舗増の516店舗)、宮崎が9・4%増の83億円(2店舗増の438店舗)、鹿児島が7・9%増の117億円(1店舗増の667店舗)で、九州全県で前年を上回った。2020年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。

全国でも11カ月連続で販売額増

また、経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は6・5%増の1兆577億円で11カ月連続のプラスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファストフード・日配食品」は、おにぎりや弁当などの動きが良く、3・8%増の3880億円と11カ月連続の増加。「非食品」は、昨年の値上げの反動があったたばこのほか、玩具などが好調で14・2%増の3362億円、2カ月ぶりの増加に。「加工食品」はソフトドリンクや冷凍食品等が好調で、1・5%増の2743億円と6カ月連続の増加。「サービス」はチケットの売り上げが好調だったことから9・1%増の592億円で3カ月連続の増加となった。
詳細は表の通り。

表はこちらから。