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10月は3・5%減の975億円  九州のコンビニ販売額


587店舗減

九州経済産業局が12月7日に発表した2020年10月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5607店舗)で前年同月比3・5%減の975億円となり、8カ月連続のマイナス、店舗数は587店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比6・0%減の413億円(1店舗増の2318店舗)、佐賀が4・1%減の63億円(4店舗減の362店舗)、長崎が0・4%減の90億円(1店舗増の532店舗)、熊本が2・3%増の143億円(4店舗増の784店舗)、大分が4・2%減の84億円(4店舗増の517店舗)、宮崎が2・0%減の75億円(4店舗増の429店舗)、鹿児島が3・6%減の107億円(10店舗減の667店舗)、2020年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。

全国は8カ月連続で販売額減

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比3・3%減の9973億円で8カ月連続のマイナスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」はおにぎり、弁当、調理パンなどが不調であったことから4・9%減の3741億円となり8カ月連続の減少。「非食品」はタバコが不調で5・1%減の2879億円となり2カ月ぶりの減少。「加工食品」はソフトドリンクなどが低調で7・6%減の2644億円となり8カ月連続の減少。「サービス」はコンビニ発行のGotoキャンペーンクーポンなどチケット売り上げの好調により47・3%増の709億円となり9カ月ぶりの増加となった。

表はこちらから。

2020年12月15日発行