１０月の福岡県有効求人倍率は１・２４倍　福岡労働局

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週刊経済2022年12月20日発行

新規求人数は７・８％増４１０５１人

福岡労働局が１１月２９日に発表した２０２２年１０月の福岡県有効求人倍率は、前年同月比１・２４倍で、前月を０・０２ポイント上回った。
企業の求人募集の動きは緩やかに改善しているものの、コロナ禍の影響で一部に厳しさもみられる。このうち、新規求人数は前年同月比７・８％増の４万１０５１人で、２０カ月連続の増加となった。産業別で増加傾向にある業種は、医療・福祉が２０カ月連続で、前年同月比１・４％増の１１３８４人、サービス業が２０カ月連続で８・８％増の５３２２人、卸売業・小売業業が１２カ月連続で３３・４％増の８５５９人、学術研究、専門・技術サービス業が７カ月連続で１・６％増の１１８４人。減少した業種では製造業が２１カ月ぶりに４・０％減の２３９４人、宿泊・飲食サービス業が３カ月ぶりに３・７％減の２６３５人。また、パートを含む新規求職者数は前年同月比６・４％減の１７５１９人で、２カ月連続で前年同月比を下回った。